日給、日給月給制という給与の仕組み
給与体系の中でもわかり辛い表記に、日給制と日給月給制があります。この違いはなんでしょうか。日給制はその字の通り、その日に働いた分の給料がその日のうちに支払われる制度です。その場で現金手渡しのケースもありますが、事務所などに戻って手続きの後支払われるケースや、一部は後日振込になるケースもあります。事務所が遠くても交通費は出ないことが殆どなので注意しましょう。日給制度は一時的な雇用の時に主に使われる方法です。すぐにお金がもらえるのはメリットですが、仕事がない時には全く収入がなくなってしまいます。一方で日給月給制とは、働いた日数の分だけ、月に一度まとめて給与がもらえるシステムです。正社員としての雇用でもこの支払い方式が採用される事があります。月給で支払われているのですが、休んだ分の給料は払われないので天候や祝祭日の日数の影響で給与額が変動します。日給制と似ていますが最初に月の給与額が決められていて、欠勤分をそこから引いて行く形式が一般的です。中には月給日給制などという呼び方をする所もありますが、厳密に定義されている呼び方ではありません。
一言で日給と言っても雇用主側でもアバウトに捉えているところもあります。契約の際には給与の計算と支払いの方式を確認しておきましょう。
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